新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、岐阜市や近郊市町の各教育委員会が１７日、市町立の小中学校などの臨時休校を再び延長することを決めた。５月末までの予定で、休校期間はおよそ３カ月に及ぶことになる。保護者らは緊急事態として措置を受け入れながら、先行きが見通せない休校に、勉強の遅れや運動不足などの影響を心配する。
「学校で感染する恐れがある今の状況では仕方ない」と再延長に理解を示すのは、中学生と小学生２人の子を持つ岐阜市太郎丸の公務員男性（４２）。ただ「学力や体力の低下、ストレスなどの不安はある」と本音を漏らす。市はオンライン授業の準備を進めており「子どもたちが自分で進める勉強には限界もある。先生が教えてくれるのはありがたい」と期待を込めた。
小中学生と園児の３人の子がいる同市の３０代の父親は「休校の延長は何度目かなので驚かない」と冷静に受け止める。「長期間休むので、勉強だけでなく学校生活をスムーズに始められるようフォローしてほしい」と再開後のケアを気に懸けた。
羽島市の小学４年の男子児童の父親（４６）は「長い休み。子どもたちがやることもなく家にこもっているのは良くない」と早期の再開を求める。そのために「３密を避けるなら、毎日クラスで５人ほどが登校して学習するという方法もあるのでは。友達と会うことも大事」と提案した。
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April 18, 2020 at 06:21AM
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休校期間３カ月に 保護者は勉強の遅れ不安 - 岐阜新聞
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