乳児衰弱死、保護責任者遺棄容疑で母親を逮捕…体重５キロ以下 - 読売新聞

　生後１０か月の次女が衰弱していると知りながら放置したとして、千葉県警市原署は３日、２０歳代の母親を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。次女は１月、自宅でやせ細った状態で見つかり、その後、死亡が確認された。低栄養状態による衰弱死の可能性があり、同署は母親の育児放棄が原因とみて調べている。

　発表によると、母親は１月３日頃から２５日頃の間、同県市原市のアパートで、衰弱した次女に食事を与えたり、病院に連れて行ったりするなどの救護措置をとらずに放置した疑い。生後１０～１１か月の女児の一般的な体重は８キロ前後とされるが、捜査関係者によると、次女は５キロ以下だった。

　母親は次女のほか、未就学の長女と長男の４人暮らし。１月２５日、母親から「（次女が）息をしていない」と連絡を受けた別居中の夫が１１９番し、搬送先の病院で死亡が確認された。

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