百貨店でおせち料理内覧会価格上昇も帰省客増見込み豪華に｜NHK 長野県のニュース - nhk.or.jp

長野市の百貨店でおせち料理の内覧会が開かれ、各料理店は物価高騰の影響で価格を上げながらも、帰省客が増えることを見込んで豪華な料理を取りそろえています。

長野市の「ながの東急百貨店」では、６日からおせち料理の予約の受け付けを始めるのを前に報道機関向けの内覧会を開き、販売予定のおよそ１７０点のうちの６点が紹介されました。
このうち小布施町の料理店は、食材の高騰の影響で２０００円ほど値上げしたものの、地元の食材にこだわり、今回から子どもが好きな栗おこわを入れるなど、家族全員で楽しめるおせちに仕立てました。
また長野市の料理店は、物価高騰の影響を受ける家計を応援するため、およそ２万円のより安価なおせちも新たに用意し幅広いニーズに対応しようとしています。
ことしは新型コロナの感染状況が落ち着きつつあり、帰省客の増加が見込まれることから、この百貨店では三段重などの大人数向けの豪華なおせちを多く取りそろえるということです。
百貨店の藤澤悟さんは「地元の食材などを使い、値上げに負けないくらいの豪華なおせちを用意しました。コロナ禍で需要の高かった少人数用も用意しているので、多くの人に楽しんでほしい」と話していました。

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