正月に向けおせち料理の仕込み作業山口市のすし店｜NHK 山口県のニュース - nhk.or.jp

正月に向けて、山口市のすし店では、おせち料理の仕込み作業が行われています。

山口市のすし店、「寿司正」では、４０年以上前から毎年、おせち料理を販売していて、ことしはおよそ７００人前を用意する予定です。
店によりますと、新型コロナの移動制限がないことから県内に帰省する人が増えることから、おせち料理は例年より１、２週間早い１２月はじめには完売したということです。
従業員たちは丁寧な包丁さばきでにんじんを扇形に切ったり、かぼちゃの皮を松の形に彫ったりするなど縁起物に加工する作業に取り組んでいました。
おせち料理にはあわせて４１品の料理を作る予定にしていますが、料理に使う野菜や魚介類などの食材や重箱など資材の仕入れ値が去年に比べて平均して２割ほど上がったということです。
店ではおせち料理の価格を１０００円上げましたが、コスト増加分を吸収しきれず、経費削減のため、アルバイトをほとんど入れずに最小限の人数で仕込み作業にあたっているということです。
店主の上田充さんは「原材料の値上げは厳しいが、いいものを準備しているので年末年始においしいものを食べて非日常と感動をぜひ味わってほしい」と話していました。

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