仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本能率協会総合研究所(東京都港区)は「食卓のトレンド」を調査し、その結果を発表した。3年ごとに実施し、今回は韓国料理を始め幅広く各国の料理が家庭内外で浸透していることが分かった。
外食かどうかを問わず世界各国の料理を食べたことがある人を調べたところ、12カ国の料理が前回調査(2019年)と比べて5ポイント以上増えた。特に「韓国・朝鮮料理」は72.8%で、定番の海外料理になった。「スペイン料理」は前回調査から約10ポイント増加の51.2%で、初めて5割を超えた。最も多いのは「イタリア料理」で75.7%、「ハワイ料理」は53.6%だった。
家庭で食べたことのある各国の料理も調査した。「チヂミ」は62.9%、「ナムル」は55.5%、「プルコギ」は41.1%だった。「チョレギサラダ」は16年以降増え続け31.3%、「キムパブ(韓国風のり巻き)」も前回調査と比べて10ポイント以上増加し22.4%と、韓国系メニューの浸透が目立った。
「スパゲティボロネーゼ」は16年以降伸び続け64.3%と6割を超えた。「アヒージョ」は36.5%で、前回調査と比べて10ポイント以上伸びた。
自宅で食べる料理の傾向を「和風」「洋風」「決まっていない」のどれか聞いたところ、「どちらかというと和風が多い」は37.5%と4割を下回り、52.1%だった10年から和食嗜好(しこう)が減少し続けている。「どちらかというと洋風が多い」は15.5%で、10年の12.3%から伸びた。「あまり決まっていない」は10年の35.6%から47.0%に伸び、何料理かを明確に意識せずに食べている人が増えているようだ。
首都圏一都三県に住む20〜79歳の既婚女性と20〜39歳の未婚女性の1240人を対象に、書面で調査した。
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