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寒さ吹き飛ぶぐつぐつ料理 東京たらこスパゲティ 横浜店 特集 - カナロコ by 神奈川新聞

 「東京たらこスパゲティ 横浜店」(横浜市西区)では、和食に欠かせないだしを使い、従来とは一線を画した新発想のたらこスパゲティが人気を集めている。

 だし汁をかけてお茶漬けのように食べるメニューもあるが、鉄釜で煮立てた「白味噌(みそ)と豆乳の明太クリーム」(1199円)は、最後の一口まで熱々が続いて、寒い季節にお薦めだ。めんたいこが溶け込んだ濃厚なクリームからは豆乳の優しい甘さが広がり、白みその上品な風味が追いかけてくる。

 もっちもちで弾力がある幅約2.5センチの平打ち麺と、とびこの食感もたまらない。麺を食べ終えたら、残りのクリームに「生姜(しょうが)ごはん」(220円)を投入。爽やかなおいしさで、一滴も残さず味わい尽くせる。

 全メニューの生みの親は、同店を運営するフィルドテーブル代表の中島宗則さん(53)。女性向けのファストフード店を立ち上げようと考え、日本人にとってなじみ深い、たらこスパゲティに着目した。中島さんは「だしはかつお節、昆布、さば節を使い、店内で作っています。和とイタリアンの調和を楽しんでください」と話す。

東京たらこスパゲティ 横浜店:横浜市西区南幸1の5の1、新相鉄ビル ジョイナス地下1階、FOOD & TIME ISETAN YOKOHAMA内。横浜駅直結。午前11時~午後10時(ラストオーダー)。休みは同施設に準ずる。電話045(534)7969。

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