
【ドーハ=酒井圭吾】米国とアフガニスタンの旧支配勢力タリバンは29日午後(日本時間29日夜)、カタールの首都ドーハで和平合意に署名した。2001年の米同時テロを発端に始まったアフガン戦争の終結に向け、歴史的な転換点となる可能性がある。
米政府とアフガン政府が発表した共同宣言によると、米政府は、和平合意から135日以内にアフガン駐留米軍を現状の約1万3000人から8600人に削減し、14か月以内に完全撤退させる方針だ。
タリバンは、アフガン政府との和解協議に応じることに加え、暴力の低減、国際テロ組織との絶縁などに同意した。米軍の撤退は、タリバンが合意を順守することを条件としており、米政府は今後状況を見極めながら最終決定を下す。
米国とタリバンの正式な和平合意は初めて。米国は合意を長期的に履行させ、将来の完全な停戦を目指す考えだ。
署名式には米国のポンペオ国務長官やハリルザド・アフガン和平担当特別代表が出席した。タリバン幹部ら約30人も28日に現地入りした。署名式と並行し、エスパー米国防長官と北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長がカブールを訪問し、ガニ大統領と和平に向けた共同宣言を発表した。
米国とタリバンは2月22日から7日間の「暴力行為の削減期間」に入っており、米国は違反がなかったと判断したとみられる。
アフガン戦争は、タリバンによるテロなどで米兵約2400人が死亡し、ベトナム戦争を上回る「米史上最長の戦争」といわれる。昨年9月に和平合意の寸前まで行ったが、その際はタリバンによるテロが原因で頓挫していた。
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February 29, 2020 at 08:22PM
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米とタリバン、和平合意文書に署名…アフガン戦争終結へ歴史的転換点となるか - 読売新聞
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