
今月に入って梅雨前線による大雨など悪天候が続く中、環境省は乗鞍岳の肩の小屋(約2800メートル)近くで雌3羽と、2〜5日にふ化したひなを家族ごと三つのケージで保護している。
信越自然環境事務所によると、ひなは生後しばらくは体温調整ができず、雨や風で体温が下がるとすぐ死ぬ。ケージ内でひなの体温を保ち、オコジョなどの天敵から守っているという。事務所職員らは高山植物などの餌を与え、天候の良い日には外に出して環境に順応させている。
17日は中村浩志・信州大名誉教授(73)や事務所職員らが餌を交換し、ライチョウが散歩する様子を見守った。ひなはケージから飛び出すと、近くのチングルマなどをついばんだり、母鳥の腹の下で温まったりしていた。
ライチョウは今月中にヘリコプターで中ア駒ケ岳に移送し、約10日ケージで保護してから放鳥。その後、ひなの生存状況などを調査する。中村名誉教授は「ひなは順調に成長している。天候や天敵から守り、無事に中アに移送したい」と話していた。
中アでは2018年夏に約半世紀ぶりに雌のライチョウ1羽が確認された。信越自然環境事務所は今年6月、その雌が産んだ無精卵を別の有精卵に入れ替え、ふ化させる事業を実施。一部はふ化したものの全滅した。
(7月18日)
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July 18, 2020 at 07:03AM
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ライチョウひな すくすく 乗鞍 保護の親子18羽公開 - 信濃毎日新聞
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