来宮神社(熱海市西山町)にあるご神木の大楠周辺にウッドデッキが敷かれ、三十一日から利用が始まった。参拝客が周囲を歩くことで地表が踏み固められ、根まで水が浸透しにくくなる恐れがあり、整備した。
ウッドデッキは地表への力を分散させるため、約二百個の石の土台の上に設置。大楠の周りの通路はこれまで、石畳や未舗装の部分が混在し、最も狭い場所は幅が八十五センチだったが、デッキの整備に合わせて一・二メートルに拡幅した。コロナ禍で「密」が懸念される中、社会的距離を保てるよう配慮した。階段部分には照明も取り付けた。
樹齢二千百年以上の大楠は高さ二十六メートル、幹回り二三・九メートルで国指定の天然記念物。幹の周りを一周すると寿命が一年延びると伝えられ、観光客からも人気のパワースポットとなっている。神社には年間七十万人以上の参拝客が訪れる。
雨宮盛克宮司(51)は「大楠の生命の維持にも関わることだった。次世代に大楠の命をつないでいきたい」と語った。
今後、デッキへのスロープの整備や周辺の植栽も行う。(山中正義)
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