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NPOが引き取り手募集 オンラインで保護猫の譲渡会 - 神戸新聞

 地域で保護した猫の引き取り手を募集するため、NPO法人たんばコミュニティハブ(兵庫県丹波市柏原町下小倉)がオンラインの譲渡会を始めた。理事長の岩間里美さん(49)が月1回ほど、インスタグラムなどで猫を紹介する動画を生配信し、愛情を注いで適切に育ててくれる飼い主を探す。(藤森恵一郎)

 同NPOは4月の設立。地域で野良猫が繁殖し、ふん尿による悪臭などが問題となるケースが全国各地である中、同NPOは丹波市を拠点に住民と猫が共存できる環境づくりを目指している。

 メス猫は生後4~12カ月で出産できるようになり、年に2~4回、1回に4~8匹を産むとされる。繁殖を防ぐには早期の避妊・去勢手術が大切で、同NPOは野良猫を捕獲し、手術を施し、元いた場所に戻す「TNR(トラップ・ニューター・リターン)」活動に取り組んでいる。戻した猫は「地域猫」として、自治会などに一定のルールの下で餌などの管理をしてもらう。7月末までに、市内9カ所で約15匹にTNRを実施した。

 一方、主に子猫は一時的に保護しており、今後、引き取り手探しに力を入れる。このほど、岩間さんの自宅でオンライン譲渡会を初めて開催。インスタの生配信機能「インスタライブ」を活用し、保護中の18匹について名前や性格、保護した経緯などを説明し、8人が視聴した。

 今後はフェイスブックや動画投稿サイト「ユーチューブ」でも開催する。譲渡を希望する人がいれば、岩間さんが自宅を訪問して飼育環境が整っているかを確認し、まずはトライアル(お試し)期間として2週間、猫と一緒に生活してもらう。問題がなければ正式譲渡となる。

 岩間さんは「人と猫のどちらもが幸せに暮らせるように、地域の理解を得ながら地道に活動していきたい」と意気込む。

 オンライン譲渡会は毎月第1日曜午後9時から開く予定。次回は9月6日。また、8月30日と9月20日には丹波ゆめタウン(丹波市氷上町本郷)で譲渡会を開く。いずれも午後1時~4時。詳細はフェイスブックで案内している。譲渡会以外でも、保護猫との見合いを希望する人には個別に対応する。

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August 22, 2020 at 03:30AM
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