熊本県玉名市と山鹿市の小学校で２日、それぞれ初めて男子児童の新型コロナウイルス感染が確認され、両市は幹部らが緊急に集まり、対応を協議した。両市とも小中学校は１日から夏休みに入っている。 玉名市は２日午後、蔵原隆浩市長や池田誠一教育長らが対策会議を開催。市教委によると、児童や教職員のＰＣＲ検査については、県有明保健所が感染した児童の家族らから聞き取りをして、対応するとした。 同じ小学校に娘が通う３０代の母親には２日昼ごろ、学校から自宅待機と不要不急の外出自粛を求めるメールが届いた。「クラスターが起きた長洲町の会社に勤める知人も多い。覚悟はしていたが、こんなに早く自分の身近になるとは」と驚き、「学校や市にはプライバシーを守りながら、関係者が知るべき情報をしっかり伝えてほしい」と話した。 一方、山鹿市教委も２日夜、児童が通う小学校の全児童と保護者に、不要不急の外出自粛を呼び掛けるメールを送信した。
市教委によると、県山鹿保健所が３日、教職員らに聞き取り調査をして濃厚接触者の有無などを調べ、ＰＣＲ検査が必要な児童がいるかどうか判断する。 堀田浩一郎教育長は「いわれのない差別は絶対にやめてほしい」と強調した。（熊川果穂、河内正一郎）
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August 03, 2020 at 10:07AM
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玉名、山鹿の小学校で新型コロナ感染確認 保護者ら驚き、市は対応協議（熊本日日新聞） - Yahoo!ニュース
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