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元オランダ一流ホテル料理長の石川武司さん 故郷霊山で腕振るう | 福島民報 - 福島民報

青豆のスープを準備する石川さん
青豆のスープを準備する石川さん
伊達市の食材を使ったコース料理を楽しむ参加者
伊達市の食材を使ったコース料理を楽しむ参加者

 オランダの一流ホテルで料理長を務めた伊達市霊山町出身の石川武司さん(77)=オランダ県人会「オランダふくしま会」会長=が腕を振るう「料理の集い 伊達とオランダの架け橋」は21日、同市の「道の駅伊達の郷りょうぜん」で開かれた。参加者は伊達鶏など地元の食材をふんだんに使った名シェフのコース料理を楽しんだ。

 料理の集いは2018年秋に予定されていたが、石川さんの体調が整わず延期されていた。当時参加を希望していた約30人が市内外から駆けつけた。三浦真也駅長が「石川さんの古里への思いと、伊達とオランダの架け橋になりたいという道の駅の思いが一つになった」とあいさつした。

 オランダ風青豆のスープで幕を開け、クリームソースと照り焼きソースで味わう伊達鶏と鶏ゴボウご飯などのプレート、デザートの虎焼きホットケーキなどがテーブルに次々と運ばれた。

 石川さんは「伊達の恵みをテーマに、地元の食材を使った。また、皆さんとお会いしたい」と語り掛けた。郡山市から参加した並木絢蘭(あやか)さん(19)はパティシエを目指し、調理学校に通っている。「ソースの味はまねできないと感じた。とてもおいしく、参考になった」と笑顔を見せた。

 石川さんは中学卒業後に上京し、明治座、ホテルオークラに勤務した。26歳でオランダのオークラ・アムステルダムに移籍し、料理長まで昇進。上皇ご夫妻、天皇陛下が現地を訪れた際には「料理番」を務めた。

■福島民報社が運営に協力

 欧州仕込みの味を古里で披露したいとの思いが道の駅側に伝わり、料理の集い開催が決まった。伊達市の伊達物産が伊達鶏を提供し、福島民報社が運営に協力した。

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