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居酒屋の新スタイル お取り寄せ料理が胃袋をわしづかみ - 日経ビジネスオンライン

第25回 新橋 居酒屋「烏森百薬(からすもりひゃくやく)」

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民家を生かした温かみのある外観。「どんなお店なんだろう」とのぞき込む通行客も

民家を生かした温かみのある外観。「どんなお店なんだろう」とのぞき込む通行客も

新型コロナウイルス禍は続くが、東京都が飲食店への営業時間や人数規制などの制限を撤廃(2022年5月23日)してから4カ月ほど経過した。エリアにはよるが、客足は戻りつつあり、週末やピークタイムは活気にあふれている店も多い。今回は、うまい立ち飲み屋や居酒屋など「隠れ名店」が点在するサラリーマンや飲んべえの聖地、新橋エリアにスポットを当てる。

変わる「新橋スタイル」の飲み方

 コロナ前の新橋スタイルの飲み方は、付き出しと料理1品をツマミに、1、2杯飲んで短時間で切り上げて何軒もハシゴする、というのが主流だった。しかし最近の傾向としてはハシゴする軒数を絞り込んだり、1店舗でゆっくり過ごしたりする人が多くなっているようだ。

 そんな新橋で新しい居酒屋の形として人気を集めているのが、JR新橋駅烏森口から徒歩約1分、ファミリーマートを過ぎて右折して入る烏森神社の参道沿いにある「烏森百薬」(からすもりひゃくやく)だ。

参道沿いの隠れ家的立地でありながら人が集まりやすい最高のロケーションだ。烏森神社も目と鼻の先。ライトアップされた夜帯はグッと雰囲気が増す

参道沿いの隠れ家的立地でありながら人が集まりやすい最高のロケーションだ。烏森神社も目と鼻の先。ライトアップされた夜帯はグッと雰囲気が増す

 オープンは2018年9月13日。入り口に掛かる白いのれんには、酒飲みのための名言「酒は百薬の長」が描かれている。故事ことわざ辞典によると、「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」とお酒を賛美した言葉で、店名の由来でもある。店舗は2階建てで、1階はカウンター席8席と6人掛けのテーブルが1つ、さらにテラス席が14席。2階には4人席が4つの計16席あり、全て合計すると44席ある。

 店内は木目造りの温かみのある空間で、新しく入荷した珍しい日本酒の瓶が飾られている。また、カウンター席前の壁面は情報の宝庫で、黒板にはおすすめメニューやドリンクが書かれている。さらに「お客様掲示板」には、「これおいしいからメニューに加えて」というような利用客の酒のリクエストや料理のアイデアなどが書かれている。

お酒が進む居心地が大変良い1階店内。目利きの酒屋に任せてセレクトしてもらったリーズナブルでおいしいレアな日本酒が充実している

お酒が進む居心地が大変良い1階店内。目利きの酒屋に任せてセレクトしてもらったリーズナブルでおいしいレアな日本酒が充実している

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