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ジビエならぬ地エビ料理はいかが ご当地グルメ目指しメニュー開発 - 毎日新聞 - 毎日新聞

浜坂漁港で水揚げされる5種類のエビを使った料理「浜坂地えびグルメ」=兵庫県新温泉町で2022年9月13日午後0時20分、浜本年弘撮影 拡大
浜坂漁港で水揚げされる5種類のエビを使った料理「浜坂地えびグルメ」=兵庫県新温泉町で2022年9月13日午後0時20分、浜本年弘撮影

 兵庫県新温泉町で水揚げされるエビを使った料理を「浜坂地えびグルメ」として町商工会がアピールしている。漁港を抱える地の利を生かした5種類のエビを使った多彩な料理で、秋や春に観光客を呼び込むご当地グルメに育てる狙いだ。

 町商工会の呼びかけに、漁師や仲買人、旅館、飲食店、土産物店が協力し、知名度の高い甘エビや希少な鬼エビ、透明感のあるモサエビ、柄模様の入ったガラエビを使ったメニュー開発に着手。2018年4月から広く料理の提供が始まり、今ではスジエビも加えて、和食は造りの食べ比べ、洋食はカレーやパスタ、ピザなど、町内22業者が取り組む。

 9月には湯村温泉に旅館、飲食店、土産物店が集まり、新たな地エビ料理のお披露目があった。

 浜坂漁業協同組合の川越一男組合長は「エビの呼び名は、猛者のようだとか、模様があるとか、見た目で付いている」と説明。9~5月の沖合底引き網漁で取れ、「中でも鬼エビ、スジエビは希少。5種類それぞれの味がある」と話す。

 ご当地グルメ開発プロデューサーの田中優子さんは「地元では当たり前の食材や料理も、観光客にとっては新鮮な驚きで、旅行の目的になる」と地えびグルメの価値を強調。町商工会の谷田一富会長は「コロナ禍で進捗(しんちょく)は足踏みしたが、予約なしで食べられる場所をさらに増やすなど、地域経済に成果を波及させたい」と話している。町商工会は23年3月までに「浜坂地えびグルメ」のホームページを開設し、PRを強化する。【浜本年弘】

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