県内に住む外国人が料理や民芸品など販売し国際交流 高知市｜NHK 高知県のニュース - nhk.or.jp

国際交流への関心を高めてもらおうと、海外の料理や民芸品などを販売する催しが高知市で開かれました。

この催しは、さまざまな文化に触れることで国際交流への関心を高めてもらおうと、高知県国際交流協会とＪＩＣＡ＝国際協力機構が毎年開いています。

１６日は、高知市中心部にある「ひろめ市場」に、県内に住むインドネシアやメキシコなど１０か国以上の外国人や、その支援者などが特設のブースを設けて、それぞれの国の料理や民芸品を販売しています。

訪れた人たちは、桃やジャスミンの香りがする中国のお茶を飲み比べたり、インドネシアでよく食べられる焼き飯の「ナシゴレン」の弁当を買い求めたりしていました。

また会場では、中国の伝統的な弦楽器「二胡」の演奏も披露され、訪れた人たちは柔らかな音色に聞き入っていました。

高知県佐川町から来た２０歳の女性は「インドネシアのスナック菓子とナシゴレンを買いました。ふだん食べられないものを食べられる上に、国際交流もできるのでとてもよかったです」と話していました。

高知県国際交流協会の吉村綾乃さんは「高知県では海外の文化に触れられる機会が少ないので、このイベントを通してそれぞれの国の文化を知ってもらいたい」と話していました。

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