小学生と高校生が料理作り 小学生が育てた伝統野菜使って｜NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp

真室川町にある高校で、町内の小学生が育てた伝承野菜を使って一緒に料理を作る催しが開かれました。

この催しは真室川町が小学生に地域への理解を深め、愛着をもってもらおうと、町内にある県立新庄神室産業高校真室川校の協力を得て、開きました。

１５日は真室川町の真室川あさひ小学校の５年生９人が高校を訪れ、高校生の指導を受けながら料理作りに挑戦しました。

メニューは高校生が考案し、児童たちが小学校の畑で育てた▼勘次朗胡瓜や▼枝豆の一種・黒ごようなど真室川町の伝承野菜４種類が使われました。

このうち、豆ごはんは細かく刻んだ勘次朗胡瓜を入れて炊いたご飯にゆでた黒ごようを混ぜました。

また、いも煮はこちらも伝承野菜で、粘りと甘みが特徴の甚五右ヱ門芋がふんだんに使われています。

児童たちと高校生はおよそ１時間ほどで４種類の料理を作り上げ、新型コロナの感染対策のため、黙食で味わっていました。

料理を考案した新庄神室産業高校真室川校の女子生徒は「とても楽しくできました。もっと小学生や中学生と交流していきたいです」と話していました。

また、真室川あさひ小学校の男子児童は「野菜１つ１つの味がしっかりしていてすごく美味しいです」と話していました。

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