三重の食材を生かした「海の幸フランス料理」を展開する志摩観光ホテル(志摩市阿児町)の樋口宏江総料理長(51)が、フランス農事功労章「シュヴァリエ」を受章した。同ホテル関係者では高橋忠之・第五代総料理長(故人)に続く受章となる。ホテルで、フランスのジュール・イルマン在京都総領事から伝達を受けた。 (阿部竹虎)
樋口総料理長は一九九一年、同ホテルに入社。ホテル志摩スペイン村のシェフなどを経て、二〇一四年に志摩観光ホテルの第七代総料理長に就任した。ホテルが主会場になった一六年の伊勢志摩サミットでは、ワーキングディナーで腕を振るい、フランスのオランド大統領(当時)ら各国首脳から称賛を受けた。
さらに、生産者と食材への感謝を込めた新しい一皿を生み出す「伊勢志摩ガストロノミー」の取り組みを推進。フランス料理と日本文化を融合させたコースメニュー「フレンチ本膳」を考案するなど、三重に根差した新しいフランス料理を追求する実践が評価された。
樋口総料理長は「章の重みを改めて感じる。フランス料理を通して三重の食材の素晴らしさをお客さまに感じてほしいと思い、キッチンに立っている。これからも、フランス料理に感...
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