お子さんの初めてのひとり暮らし、ご自身の転勤、単身赴任など‥‥。新生活に向けて「自炊」の必要に迫られている方に!!「てんきち母ちゃんのはじめての自炊練習帖」は、料理家のてんきち母ちゃんこと井上かなえさんが、はじめてひとり暮らしをする娘さんに向けて作った本。夜ごはんを1食（主菜・副菜）200円前後、週1500円程度で作ることを目標に、ムリなく無駄なく、自炊を続ける様々な工夫や、簡単なのに味が決まる料理を提案しています。この連載では、本書からそのコツやレシピを抜粋して、紹介していきます。
じゃがいもとツナという2つの食材だけで、4種類ものレシピが作れる！©Tamon Matsuzono「てんきち母ちゃんのはじめての自炊練習帖」よりじゃがいもとツナ、保存が効く食材で4種類も
自炊初心者の人が陥りがちな失敗に、ネットでおいしそうなレシピを見つけて材料を揃えて作っても、余った食材を使いきれずにそのまま腐らせてしまうことがある、とお伝えしました。
まずはそうならないために、本書では、同じ2つの食材だけで4つのレシピを作れるように提案しています。
たとえば、お財布に優しくて健康にもよい「じゃがいも」と「ツナ」だけで、
・甘辛ツナじゃが
・レンジdeツナポテサラ
・とろとろおじゃがのスープ
・じゃがいもとツナのグラタン
という4種類の冒頭の写真のレシピが作れます。ここでは、「甘辛ツナじゃが」のレシピを紹介しましょう。肉じゃがならぬツナじゃがですが、お酒にもごはんにも合う嬉しいお味です。
ごはんが止まらない！甘辛ツナじゃが
©Tamon Matsuzono「てんきち母ちゃんのはじめての自炊練習帖」より【材料】（1人分）
●じゃがいも … 1個（150g）（2センチ角）
●ツナ缶 … 1缶（70g）※鯖缶でもOK！
●めんつゆ（2倍濃縮） … 大さじ1
●水 … 100ml
●油 … 小さじ1
●青ねぎ … あれば（小口切り）
【作り方】
1.じゃがいもは水にくぐらせる。フライパンに油をひいてじゃがいもを入れ、中火で炒める。
2.全体に油が回ったら水とツナ（油ごと）とめんつゆを入れ、蓋をして5分、蓋を外して水分が少なくなり、じゃがいもに串がスッと通るようになるまで4～5分ほど加熱し、火を止める。器に盛りつけ、あれば青ねぎをのせる。※蓋を外してからは様子を見ながら火加減を調節
本書には、じゃがいもとツナだけで作れるレシピがあと3種類載っています。ぜひ、ご参考にしてください。
*本記事は、「1週間1500円で毎日おいしい！ てんきち母ちゃんの はじめての自炊 練習帖」より、抜粋・編集したものです。
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