フランスの料理人が福島県内の生産者を訪ねるツアーが13日、始まった。成果を生かし、来年1月にフランスで県内の食材を使った料理を提供する予定。
福島の優れた食や酒を楽しめる店や宿の紹介などを手がける「テロワージュふくしま実行委員会」(北村秀哉委員長)の主催。来年のパリ五輪に合わせ、福島の食と酒の魅力を発信してもらい、風評払拭(ふっしょく)などを目指す目的で実施している。
アルザス地方のレストランオーナーシェフでフランス料理人協会事務局長のシルビー・グルッケールさんらが4泊5日で、県内各地の酒蔵や農園などを巡っている。4日目の16日には富岡町の東電廃炉資料館を訪れる。
初日は天栄村の松崎酒造などを訪れた。仕込みの様子を見学し、日本酒を試飲した。シルビーさんによると、フランスでは日本酒の知名度は高くない一方、ワインにはない風味があるため、関心を寄せているシェフもいるという。「イチジクのような風味があり、チキンなどに合うのではないか」と語った。ツアーについて「福島の人々が、東日本大震災からどのように乗り越えてきたのかなどを知りたい。出会いを大切にしたい」と述べた。
村内の鈴木醤油店、郡山市の仁井田本家、武田ファームなども回った。
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