さばいたイカを1日塩漬けし、秋田杉の木桶で熟成させること1週間。その間には毎日、木桶に棒を差し込み、微生物に呼吸させることで発酵を促した塩辛は、仕込んだ翌日に出荷するような他の塩辛とは一線を画す......と、そこまで聞いたところで真藤からひと言。
「あのぅ、そろそろ試食させてい ただけないでしょうか(笑)」
じつは小田島水産食品の工場には試食ができるショップが併設されており、 ここでオーダーできる「塩辛食べ比べ」は塩分濃度、使用しているイカの部位、トッピングなどから、なんと10種類ものバリエーションを楽しめる名物メニューであったのだ。
「イカ耳の部分が多めでコリコリした食感のタイプが好きかも。これはお酒を呼んじゃうなぁ」もちろん上川大雪などの地元の日本酒やワインも揃え、最近では塩辛を使ったアヒージョやパスタなど本格的な料理もオンメニュー。塩辛をフィーチャーした和風バルという趣である。朝酒をキメてよし、アペロに立ち寄ってよし。製造現場を脇目に角打ち気分で飲めるのが函館ならではの贅沢だ。
小田島水産食品直売所
住:北海道函館市弁天町20-7
TEL:0138-22-4312
営:8:00〜18:00
休:なし
https://odajimasuisan-hakodate.com/
from "料理" - Google ニュース https://ift.tt/N7iHbDr
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "真藤舞衣子(料理家)「函館・小田島水産食品直売所」木桶仕込みの塩辛をテイスティング。特集:車とともに旅に出 ... - GQ JAPAN"
Post a Comment