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ボランティアが学校を消毒 保護者や地域住民ら、先生の負担軽減を目指す(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルス感染予防のため、子どもの保護者や地域の住民たちが学校の消毒を手伝うボランティア活動が広がっている。ただでさえ忙しい学校の先生は、校内の消毒や朝の健康チェック、普段なら子どもたちがする給食の配膳やトイレ掃除なども学校によっては任されている。そうした教育現場の負担を少しでも減らそうという支え合いの取り組みだ。  「分散登校中は同じ授業が2回あり、今後もカリキュラムの再計画などやることは多い」と東京都小平市立第十小の山田正樹校長は学校再開後の繁忙を話す。「そうした状況で、毎日の消毒作業を手伝ってもらえるのは本当にありがたい」  同小では6月3日から、放課後の校内の消毒作業を保護者らにボランティアとして手伝ってもらっている。30分ほどの作業には1日20~40人が来てくれる。地域の住民が学校運営に携わる「コミュニティ・スクール」(学校運営協議会制度)の仕組みを通じて声をかけ、卒業生の保護者らも参加しているという。  9日は児童が下校した午後3時半ごろから約20人が集まった。参加者はマスクや手袋をつけ、先生たちと一緒に机や椅子、ロッカーなどの消毒をした。在校生の保護者の和田尚さん(41)は「先生たちは休校中から子どもたちのために動いてくれていて、授業再開後も大変そうだなと感じていた。消毒だけでも手伝わなくちゃと思って……。来られる日はまた参加します」と話す。  また、長野県茅野市では市民活動センター「ゆいわーく茅野」が募集したボランティアが5月19日から、市内の小中学校で消毒作業をしている。参加者の多くは、普段からお年寄りの見守りやサロンなどのボランティア活動に取り組んでいる住民で、同センターによると「地域の役に立てるし、自分も明るくなれる」といった声が聞かれるという。  ◇文科省マニュアルは1日1回消毒液で  教室の机、椅子、手すり、ドアの取っ手、スイッチ、蛇口、ボール、跳び箱、太鼓のばち……。文部科学省の衛生管理マニュアルは「多くの児童生徒が触れる所」を1日1回消毒液で拭くことを推奨している。ただ、午前と午後、昼休みと放課後など1日2回消毒する学校もあり、教職員の負担は少なくない。品薄の消毒用エタノールに代わり、次亜塩素酸ナトリウムを使う学校も多いが、材質によっては変色や腐食を起こすため水拭きの二度手間もかかる。部活動が再開すれば、道具類の消毒も必要になる。  このため、保護者やボランティアが学校をサポートする一方、文科省も第2次補正予算案で、3100人の教員、6万1200人の学習指導員に加えて、非常勤職員「スクール・サポート・スタッフ」を小中学校に2万600人追加配置する。配布物の印刷などの手伝いだけでなく、消毒や健康チェック、通学路の見守りなどのサポートも期待される。  今後、休校中の学習の遅れを取り戻すための授業数増や夏休み短縮なども大きな負担になる。「人手」をどう増やすのか。学校現場の模索が続いている。【尾崎修二】

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June 10, 2020 at 02:13PM
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