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おすすめ沖縄料理 ヘルシーに夏の栄養 - 東京新聞

 沖縄県が本土に復帰して50年を迎えた。NHK連続テレビ小説の舞台になるなど、今年は沖縄の風景や文化を目にする機会が多く、「食」が気になる人も多いのでは。名古屋市などで料理教室を開く東邦ガスクッキングサポーターのさいとうけいこさん(54)=写真=に、家庭で作れるヘルシーな沖縄料理3品を教えてもらった。 (熊崎未奈)

 レシピはいずれも、肉など脂質のある食材を控え、少量の調味料でシンプルな味付けを意識したものだ。さいとうさんは「素材の味を楽しんで、栄養を取ってほしい」と呼び掛ける。

 沖縄の代表的な食材といえば、ゴーヤー。ビタミンCや食物繊維が豊富だ。さいとうさんが提案する「ジューシー」は沖縄風の炊き込みご飯。豚肉を入れることが多いが、野菜とだしだけでもうま味は十分。ゴーヤーは薄切りにすれば、苦味を抑えられる。

 沖縄風お好み焼き「ヒラヤーチー」に使うのは、春から初夏にかけて旬の沖縄産のモズク。ぬめり成分のフコイダンには、抗がん、抗菌作用があるという研究結果もある。

 沖縄で豆腐などに使われる「ジーマーミー(ピーナツ)」は、食感や温度を変えた三種類のスープに。ピーナツは食物繊維やタンパク質が豊富。ただ、食べ過ぎると腹痛や下痢の原因にもなる。粒を大きくすると食感が楽しめるが、高齢者や子どもは喉に詰まらせないよう気を付けよう。

◆ゴーヤー入りジューシー

 【材料・4人分】

米3合、ゴーヤー1/2本(100グラム)、ニンジン1/4〜1/3本(60グラム)、干しシイタケ2枚、芽ヒジキ大さじ1、細ネギ適量、かつおだし・干しシイタケの戻し汁計500ミリリットル

<A>酒大さじ2、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1

 【作り方】

<1>シイタケ、ヒジキは水に漬けて戻す。米を洗って水に30分浸す。

<2>ゴーヤーは種とワタを取り除き、好みの大きさに切る。シイタケは2〜3ミリ幅、ニンジンは5ミリ角に切る。ヒジキの水を絞る。

<3>水気を切った米を鍋に移し、だし、戻し汁、<A>を入れる。(2)を上にのせ、強めの中火で加熱する。

<4>沸騰したら2分後、弱火にして10〜12分炊く。水気がなくなったら10秒ほど中火にかけてから火を止め、10分蒸らす。全体を混ぜ、器に盛り付けてネギを散らす。

◆もずくのヒラヤーチー

 【材料・4枚分】

生モズク120グラム、ニンジン1/10本(20グラム)

<A>卵1個、薄力粉50グラム、菜種油またはサラダ油大さじ1、塩・しょうゆ各少々

 【作り方】

<1>モズクは一口大に切る。ニンジンは千切りにする。

<2><A>をボウルに入れ、水200ミリリットルを少しずつ足して混ぜる。

<3>(1)と(2)を1/4ずつ混ぜて1枚分の生地にする。

<4>フライパンに油適量を引き、180度に温めて(3)を流し入れる。3〜4分で焼き目が付いたら裏返し、1分ほど焼く。残り3枚分も同じように焼き、酢じょうゆやしょうがじょうゆにつけて食べる。

◆ジーマーミーのスープ

 【材料・4人分】

生ピーナツ120グラム、かつおだしまたは混合だし600ミリリットル、塩小さじ1、トッピング用野菜(ブロッコリースプラウトやオクラなど)適量

 【作り方】

<食べるスープ>=写真手前

<1>一晩水に漬けたピーナツの薄皮をむく。多少の皮を残してもいい。

<2>ミキサーに(1)、だし200ミリリットルを入れ、粒が少し残るくらい回す。

<3>鍋に(2)と残りのだし、塩を入れて沸かし、弱火で7〜8分煮る。塩(分量外)で味を調える。

<さらさらスープ>=同右

<4>(3)をミキサーにかけ、粒を細かくした後、ざるや布巾でこす。

<冷製スープ>=同奥

<5>(4)の粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。それぞれ食べる時にトッピングをのせる。

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