ウクライナ避難者が祖国の伝統料理を販売豊丘村の道の駅｜NHK 長野県のニュース - nhk.or.jp

ウクライナから高森町に避難している女性たちが作り方を監修した祖国の伝統料理の販売が１日から期間限定で始まりました。

高森町では、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナから逃れてきた女性と子どもあわせて９人がことし５月から避難生活を続けています。
避難者たちは祖国の文化について理解を深めてもらおうと、１日から豊丘村の道の駅に置かれたキッチンカーで伝統料理の販売を始めました。
販売されているのは、避難者たちが監修し道の駅のレストランやパン店がつくった、野菜などを煮込んだスープ「ボルシチ」と、肉や卵などが入ったパンの「ピロシキ」にコーヒーがついた３品のセットです。
１日は避難者の９人もキッチンカーの前に集まり、買い物客に「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございます」と日本語で声をかけ、商品を袋に入れて手渡していました。
ウクライナで調理の仕事をしていたカテリーナさんは「自分が以前やっていた仕事を日本でも出来て本当にうれしいです。料理を通じてウクライナの文化に触れてほしいです」と話していました。
また、購入した男性は「ウクライナの料理を食べるのは初めてなのですごく楽しみです。避難者には安心してこちらで暮らしてほしい」と話していました。
ウクライナ料理の販売はおよそ２週間にわたって豊丘村のほか高森町などでも行われるということです。

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