

福島県南相馬市の相馬農高生は、同市原町区萱浜地区に伝わる郷土料理「ベンケイ」を使ったオリジナル料理「ロボ焼き」を考案した。29、30両日に原町区の福島ロボットテストフィールド(ロボテス)で開催される「第3回ロボテス縁日 ロボット・ドローン大集合」で、お披露目される。
ベンケイは大根と芋がらを炒め酢、しょうゆ、砂糖、赤トウガラシなどで味付けした料理で、かつては正月の保存食として重宝された。萱浜地区は東日本大震災の津波で甚大な被害を受け、災害危険区域として居住が制限されている場所もある。震災後は地区内にロボテスが整備され、相馬農高生は伝統と未来をつなぐ新たなメニューとしてロボ焼きを考案した。
大判焼きのような生地をロボットの顔をデザインした型に流し、ベンケイを挟んで焼き上げる。水分が多く、酸味が強いベンケイを生地の味や食感に合わせるため、試行錯誤を重ねた。中身をあんこにしたメニューもある。
福島相双復興推進機構からロボテス縁日に誘われ、キッチンカーで出店する。両日とも午前10時からと午後1時から、それぞれ限定50食を無料で振る舞う。食品科学科2年の佐々木海渡さん(17)は「ロボテス縁日をきっかけに、商品化につながればうれしい」と話している。
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