
地元の食文化を子どもたちに知ってもらおうと、臼杵市の小学校で郷土料理の教室が開かれました。
この料理教室は臼杵市や地元の経済界などで作る食文化創造都市推進協議会がことしから始めた取り組みで、20日は下ノ江小学校の5年生と6年生の児童合わせて19人が参加しました。
この日は地元の人に教わりながら江戸時代から伝わる郷土料理の「黄飯」と、「かやく」の2品を作りました。
このうち「かやく」は忙しい商人が正月の三が日に食べるため、大みそかに大鍋で作ったと言われる煮込み料理です。
子どもたちは、大根やニンジン、それに豆腐や白身魚のすり身などを軽く炒めたあとしょうゆなどで味付けをして煮込み、仕上げていました。
そして、くちなしの実を浸した水で炊き上げた黄色いご飯、「黄飯」と一緒に味わい、おなかを満たしていました。
5年生の女子児童は「野菜を切るのが難しかったけど、とてもおいしかったのでまた作ってみたいです」と話していました。
料理教室を開いた臼杵市の佐藤一彦政策監は「楽しそうに料理をしていてよかった。次世代に向けてきょう作った料理の味を引き継いでもらいたい」と話していました。
この郷土料理教室は来年1月までに、市内の合わせて7つの小中学校で開かれる予定です。
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