県立倉吉農業高校青パパイアの新たな料理試食会｜NHK 鳥取県のニュース - nhk.or.jp

青パパイアを地元の特産品にする取り組みを進めている倉吉市の県立倉吉農業高校で８日、青パパイアを活用した新たな料理の試食会が開かれました。

倉吉市の県立倉吉農業高校では、農家の高齢化が進むなか、栽培に手がかからず収益を見込める青パパイアを地元の特産品にしようと、生物科の生徒が中心となって、効率的な栽培方法の研究や加工品の開発などに取り組んでいます。
冷凍保存していた青パパイアを使った料理の試食会が高校で開かれ、３年生の生徒４人と北栄町の生産農家、それに鳥取短期大学の栄養学の専門家が出席しました。
試食会では、生徒があくを抜く方法など料理で工夫した点を説明しました。
このあと、あんに青パパイアを練り込んだ肉まんと、ジャガイモなどと一緒に煮込んだカレーが提供されました。
料理を試食した生産農家の男性は「カレーは普通だが、肉まんはおいしく、今すぐキッチンカーなどで売り出せる」と評価しました。
また専門家は「青パパイアはタケノコの食感に近いので、その食感を生かすとともに栄養価をＰＲすると良い」とアドバイスしていました。
高校では開発した料理法のレシピを、地元の飲食店に提供することにしています。
生徒は「きょうの意見を基にもっと試作品を作り、青パパイアを多くの人に知ってもらいたい」と話しています。

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