岡山県は瀬戸内海などで採れる地元の魚介を気軽に味わってもらおうと、簡単に調理できるレシピ集を作り、HPで公開しています。
県が作成したこのレシピ集は、県内で採れる魚類の魅力をPRし、家庭でも楽しんでもらおうと、料理店や漁業関係者などに監修を依頼してまとめたもので、サワラなど岡山を代表する魚から穴子やタコまで、およそ50種類、179とおりのレシピが掲載されています。
レシピは、春や夏など季節毎になっていて、これからの時期だと「ハモ」や「スズキ」を使った比較的手間のかからない料理が紹介されているほか「アマゴの甘露煮」や「タコ飯」といった岡山の郷土料理も掲載されています。
また魚のおろし方や、臭みを消すといった下準備の方法など、魚料理の基本も紹介されていて、料理の初心者でも作ることができるよう工夫されています。
レシピ集は県内の自治体の広報誌などが電子書籍として閲覧できるポータルサイト「okayamaebooks」で公開しているほか、一部のレシピはスーパーの鮮魚売り場で配布しているということです。
県水産課は「レシピ集を活用して、ぜひ家庭で岡山の魚類の魅力を堪能してほしい」としています。
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