パリの学生、日本料理学ぶ福島県郡山市調理技術専門学校で交流 - 福島民報

　パリの職業養成学校ギヨーム・ティレル高の学生らは福島県郡山市の日本調理技術専門学校との交流事業で来日し、県産食材などを使って日本料理を学ぶプログラムを１８日に開始した。

　日本の食文化や県産品に触れ、自国で広めてもらおうと日本調理技術専門学校が企画した。学生１２人が専門学校の教員から、だしの取り方や天ぷらの揚げ方を学んだ。同行したエルベ・レルメシェフは日本の学生にフランス料理の基本を指導した。１９日はパリの学生がすしづくり、日本の学生が伊達鶏を使ったヴァンジョーヌの調理方法を学ぶ。

　ギヨーム・ティレル高のロベルト・ギン校長は「学生たちが楽しんで学んでおり、素晴らしい経験になる」と語った。

　同校の学生らは２０日に東日本大震災・原子力災害伝承館や浪江町の柴栄水産、２１日に郡山市の鈴木農場を視察する。

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