八千代市は26日、市内の男性宛てに送付した「口座振込依頼書」の案内文書で、第三者の女性(故人)の氏名を記載して通知するミスがあったと発表した。市では10、16日にも別の部署で文書の誤送付が発生しており、今月のミスは3度目。市は17日から職員に文書の適正処理を求める注意喚起をしていたところだったが、再発防止できなかった。
市長寿支援課によると、男性の母親の高額介護サービス費支給にあたり、23日に男性に対し振込先情報を提供してもらうため案内文書などを送付。本来、男性の母親の氏名を記載する欄に、今年死亡した第三者の女性の氏名が書かれた状態で送られた。
25日に男性から連絡があり、ミスが発覚。案内文書を作成する際、前回使用したワードデータが残っていたのが原因という。この文書について同課では氏名欄未記入の「原本」はなく、前回使ったデータの氏名欄を上書きして文書作成するのが慣例になっていた。
同課は男性の自宅を訪問し、文書を回収して謝罪。誤って氏名が記載された女性については「遺族に不安を与えるのを避けるため、ミスがあったことを伝えない」としている。
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June 27, 2020 at 03:00AM
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文書送付ミス今月3度目 八千代市、死者氏名を記載 - 千葉日報
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