政府・与党が今国会での成立を見送った検察庁法改正案を巡り、森雅子法相が今年２月に国会で約束した「法案策定過程を記した文書」の作成が遅れている。森氏は「法案の成案」ができた段階で作成すると説明したが、閣議決定から２カ月半が経過しても、いまだに「作成中」（法務省）。６月１７日までの今国会中に文書が作成されるかは不透明な情勢となっている。
森氏は２月２７日の衆院予算委員会で、検察庁法改正案の「法案策定過程」に関する文書について、「法案の成案が得られた段階では、経緯を明らかにするために文書を管理するとともに、必要な文書が作成、管理される」と答弁。改正案や法解釈変更などに関する自身と辻裕教法務事務次官との協議、法務省と内閣法制局との協議などの記録を文書化する見解を示していた。
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June 02, 2020 at 12:04AM
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検察庁法改正案 法相約束の文書遅れ 策定過程「作成中」 - 毎日新聞
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