六甲道にある『肉料理やくじゅう』に行ってきました神戸市灘区 - KissPRESS

名物のビーフロールは柔らか＆ジューシーな味わい♪

掲載日:2023/5/5

神戸市灘区で世代や性別を越えて愛される肉料理の専門店『やくじゅう』に行ってきました。
ウェルブ六甲道5番街の1階。朱色の暖簾が目印です
駅からも近く、六甲道南公園の向かい側に立地していることから、ランチタイムには多くのお客さんで賑わいます。

店主の夜久さんと奥さん
「小さな子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、地域の皆さんがおいしいお肉を食べて笑顔になってくれたら嬉しい」と語る店主の夜久さんは、竹を割ったような性格で優しいお兄ちゃんのような人。一緒にお店を切り盛りする奥さんの朗らかな笑顔も素敵でした♪

そんなおふたりの人柄と料理の味に惚れ込んでリピーターになる人が多い同店では、お客さん同士が仲良くなることも多いそう。人と人をつなぎ、地域の活性化にも一役買っているというわけですね。
「やくじゅうビーフロール膳」2,150円（税込）※1本の場合は1,200円（税込）
今回は、ランチの人気No.1メニューである「やくじゅうビーフロール膳」をいただきました。「ビーフロール」とは、A4、A5ランクの国産黒毛和牛のスライス肉をクルクルと巻いて串焼きにした同店の名物料理です。
均一に火が通るように、お肉は電熱ロースターで焼くのも同店のこだわりのひとつ
お肉屋さんにお願いし、通常よりもかなり薄くスライスしてもらうことで、ほかでは味わえない柔らかな食感を実現しているんだそう。

そんな特別仕様のお肉が、肉の旨みを逃がさない絶妙な焼き加減で提供されます。「焼肉との一番の違いはそこで、僕が焼いて出すからには、しっかりこだわりたいと思っています」と夜久さん。
わさびをちょこんと乗せてさっぱりと
肉の味は「タレ」と「塩」の2種類から選択可能。「塩」の方はシンプルに塩こしょうだけで味付けされているので、噛むたびに肉の甘みや旨みがダイレクトに伝わってきます。

なにより驚いたのが食感！スライス肉が層になっているので中心にいくほど柔らかさが増し、しっかり火が通っているのに“みずみずしさ”を感じるほどジューシーでした。これぞ、焼き加減の妙。
ご飯は、長野県・北信州産コシヒカリ（特A米）を使用
「タレ」の方はお店秘伝の醤油ダレにくぐらせてから焼いたお肉を、自家製の味噌ダレにつけていただきます。

甘めの醤油ダレとピリっと辛い味噌ダレのコントラストが食欲を刺激し、ご飯にバウンドして食べるともう止まりません（笑）。
塩味が控えめなので、肉の味も邪魔しません。個人的イチオシなのでぜひ堪能して欲しい！
出汁の風味香るお味噌汁は麦みそが使用されており、ほのかに感じる甘みと優しい味わいが心地よかったです。
「釜めし膳」1,600円（税込）※要予約
ランチメニューは全部で6種類。牛肉のほかに神戸ポークや但馬鶏も楽しめます。写真の「釜めし膳」は提供に時間がかかるので予約を忘れずに。
「和牛ハラミ炙り焼き」1,100円（税込）
ディナータイムはアラカルトメニューを中心に提供しており、「和牛ハラミ炙り焼き」などの多彩な肉料理を味わうことができます。
芸術のような美しさ♡どうしても見せたくて載せました（笑）
こちらも試食させてもらいましたが、レアに焼き上げたハラミの肉々しい味わいと、ニンニクの効いた特製ダレの相性が抜群でした♪
メニューに合わせてワインも色々試したくなる…！！
お肉とのマリアージュを楽しむアルコールメニューは、ワインを中心にビール、日本酒、焼酎、ウイスキーなど豊富に取りそろえ。