6月4日、金沢市北安江に「Restaurant Ecoutières(エクティル)」がオープン!
ミシュランシェフ・川本紀男シェフによる、フレンチの技法で素材の良さを最大限引き出した地産地消のこだわりのコース料理をいただけるお店です。
金沢駅西口から徒歩8分ほど、閑静な住宅街にオープンした「Restaurant Ecoutières」。
生産者や作家さんらに敬意を表しつつお客様に喜ばれる料理を、という想いをカタチにしたフランス料理店です。
小鳥たちがさえずるアプローチを抜け、暖簾をくぐるとまず目に飛び込んでくるのは、大きくとられたモダンなモルタル天板のカウンターとオーブンキッチン。
奥に、レンガで組まれた薪炉があります。
シェフが楢の薪をくべ、その香りが鼻腔をくすぐり食事の始まりに期待感をもたらします。
今回は、コース(18,150円/14品)の中から3品をご紹介します。
ハマヒルガオの蔦を這わせて運ばれてきたのは、金沢港で捕れた毛ガニを使った一皿。
毛ガニをボイルし、上にお出汁でとったジュレ、カリフラワーの泡を重ね、フランス産のキャビアをあしらっています。
口に入れると最初に舌の上に蟹の旨みが感じられ、カリフラワーの泡が全体を優しく包みます。
そこに、お出汁のジュレとキャビアの塩気がじわじわと馴染んでくる感覚が面白い!
最後に一体となって儚く消えていきます。
続けて、フランス料理のコースの途中で意表を突く、黒い塗りのお椀が登場。
このお椀、実は割烹料理人であったシェフのお父様が使われていたものなのだそう。
訪れる人々に、少しでも楽しんで食事をしてもらおうという想いが伝わってきます。
一見すべて和の仕上がりに見えますが、そこは流石の川本シェフ。
じゃがいものピュレに薪で燻した鰻、野ぜりを乗せています。
こちらは、メインのお肉。
手前は岩手県産の小鹿と、奥が黒龍酒造(福井県永平寺)の黒龍吟醸豚。
黒龍のしぼりたて酒粕をエサに入れることで、ホロ酔いでストレスなく育つ豚は肉質が柔らか。
薪火でじっくりとお肉に火入れすることにより、お肉の中の水分も保たれ、より柔らかくしっとりと焼き上がります。
その他、薪火でグリルしたヤングコーンとアブラナ科の野菜、オータムポエムも添えて。
ワインはもちろん、ノンアルコールワインも豊富に取り揃えています。
ノンアルコールワインと聞くと、ただ甘いものや酸がたったものがありますが、セレクトが素晴らしくノンアルコールでも十分楽しめる顔ぶれです。
オーナーシェフの川本紀男さん
カウンター席と至近距離のオープンキッチンから、趣向を凝らしたコース料理でゲストを迎えてくれる「Restaurant Ecoutières」。 自分でキッチン全てを賄うのは大変だけれど、今が一番楽しいという川本シェフ。
ぜひシェフの情熱と熱意のこもったコース料理を堪能しに、足を運んでみてはいかがでしょうか♪
Restaurant Ecoutières(エクティル)
住所 | 石川県金沢市北安江4-8-31 |
---|---|
TEL | 076-234-7702 |
営業時間 | (昼)11:30-ドアOPEN、12:00-料理START (夜)18:00-ドアOPEN、 18:30-料理START ※前日までの完全予約制 |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | なし |
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