伝統工芸から最先端の技術までものづくりの世界で卓越した技能を持つ「現代の名工」に県内からは日本料理調理人の福田和正さん(66)が選ばれました。
「現代の名工」に選ばれた山口市の福田和正さんは、調理師専門学校を卒業したあと県内外のホテルや料亭で45年余りにわたって会席料理などの技能に磨きをかけ、現在は長門市のホテルで料理長として腕を振るっています。
特に魚の神経をまひさせて鮮度やおいしさを長く保つ「神経締め」という技術を得意としていて、この日もトラフグをさばく前に神経にワイヤーを刺し、仕込みを行っていました。
福田さんは地元の野菜を使ったレシピの開発にも取り組んでいるほか、県調理師団体連合会の会長として講習会や料理教室を開催し、若手調理師を育成するなど県内の食文化の発展に力を注いでいます。
福田さんは「中学生のときに妹にごはんをつくったときのおいしいということばがうれしくて料理の道に進み、食べた人の思い出に残るよう素材を生かした料理にこだわってきました。まだまだ知らないことも多いので生涯勉強です」と話していました。
今年度の「現代の名工」には全国から150人が選ばれ、今月13日に東京で表彰式が行われます。
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