2020年09月01日 08:38更新 - 2時間前

火打山に生息するライチョウがエサとしている、コケモモなどがイネ科の植物に圧迫されているとして29日から3日間、環境省や妙高市や長野市のボランティアなどおよそ40人がイネ科植物の除去作業にあたった。火打山の山頂付近では、現在ライチョウ24羽の生息を確認している。

山頂から200mほど下った標高2,280mのライチョウ平では、あたり一面がイネ科直物におおわれ、ライチョウのエサとなるコケモモやシラタマノキを圧迫している状態だという。ここ数年、温暖化や登山靴に付いた種などの影響でイネ科植物が増えていて、環境省はこの状況を改善しようと4年前からイネ科の植物を取り除いてコケモモなどの実のなり具合を調べてきた。
信越自然環境事務所の有山義昭さんは「イネ科を取り除いて、コケモモの数が増えたとか植物の種類が増えたとか結果は出ている。これまでの調査面積1アール10か所から、山頂直下では25アール、ライチョウ平では24アールの2か所に変えて、さらに詳しく除去の効果を調べることにした」と話す。

参加者は「だいぶ山も荒れたなと…。(昔は)この辺全部ライチョウが棲めるくらい。ずいぶん変わり、ハンノキだらけになっている。昔に戻ればいいね!(火打ちは)ソウルマウンテン!ぜひ火打ちの自然を守りたい」などと草を刈り取っていた。

妙高市の担当者は「(市登録の)環境サポーターズの協力無ければ自然保護できない。この活動を継続してライチョウがより多く火打山に育ってほしい」と話している。
イネ科植物の除去調査は、今後も経過をみながらさらに範囲を広げていく計画だ。
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September 01, 2020 at 06:38AM
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