【ブリュッセル＝畠山朋子】米製薬大手ファイザーなどの新型コロナウイルスワクチンの審査をしている欧州連合（ＥＵ）の欧州医薬品庁（ＥＭＡ）は９日、サイバー攻撃を受けたと発表した。ファイザーとワクチンを共同開発する独製薬企業ビオンテックは９日、「ＥＭＡに保管されているワクチン関連文書が不正アクセスを受けた」との声明を出した。
ＥＭＡは、司法当局と協力して調査を開始した。サイバー攻撃の対象など詳細については公表していない。両社に対しては、ワクチンの審査日程に影響はないと説明したという。
ＥＭＡは今月、ファイザーや米バイオ企業モデルナから、ワクチンの条件付き販売承認の申請を受けた。ファイザーのワクチンに関しては、２９日までに審査結果を出す見通しだ。
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December 10, 2020 at 11:06AM
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申請中のワクチン文書に不正アクセス、ＥＵの医薬品庁にサイバー攻撃 - 読売新聞
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