7月7日大阪・阿倍野に
ウクライナからの避難者がスタッフとして働き、同国の家庭料理でもてなす「レストラン ウクライナ・ジャパン」が7日、大阪市阿倍野区にオープンする。市内在住の元テレビ局職員、川上洋二さん(54)が、一般社団法人「関西ウクライナ友好協会」の協力で開設した店で、関係者は避難者の生活や交流の拠点になればと期待する。
店舗は、川上さんが所有する住宅を改装しており、1階が14席、2階が団体用スペース。メニューは、赤いスープが鮮やかな「ボルシチ」、バターとハーブを鶏肉で巻いて揚げた「チキンキーウ」、ウクライナ風ギョーザ「ヴァレニキ」などで、ランチは1500~1800円の価格帯だ。
約10人のスタッフは全員が避難者か、それを支援する在日ウクライナ人だ。6月下旬の試食会には在日ウクライナ大使館のセルギー・コルスンスキー大使も駆けつけ、「本格的な母国の味です」と笑顔を見せた。
オーナーの川上さんは、4月までテレビ局に勤務していた。ウクライナからの避難者の働く場が少なく、孤立しがちだと知り、昨年末頃から「レストランであれば、働きながら、お客さんとして来る同じ国の人や日本人と交流できるのでは」と構想。退職を機に友好協会に相談して実現させた。
スタッフの一人で、昨年9月にキーウから避難してきたスサンナ・グラクさん(49)は母国で飲食店の店長だったといい、「日本にはウクライナ料理店がほとんどない。避難してきた祖国の人も、日本人もぜひ来てほしい」と意気込んでいる。
営業時間は午前10時~午後9時(初日は午前11時から)。不定休。月1回、避難者を無料でランチに招待する。問い合わせは店の公式ホームページから。
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