おいしいです「マーシッソヨ」ご家庭で韓国料理講座スタート：北陸中日新聞Web - 中日新聞

韓国料理の食材を前にミン・フンギさん（左から２人目）の説明を聞く受講者ら＝金沢市野町の金沢未来のまち創造館で

　金沢中日文化センターの新講座・韓流わーるどは十七日、金沢市野町の金沢未来のまち創造館（旧野町小）で「家庭でできる韓国料理」が開講した。在日大韓民国県地方本部婦人会長で韓国料理研究家の閔興基（ミンフンギ）さんが、受講者ら十二人にチャプチェとキュウリキムチの作り方を教えた。（山本義之）

　ミンさんは「食材が多く、色とりどりでバランスもいいのが韓国料理の特徴。楽しく作って健康になりましょう」とあいさつ。オリジナルの写真入りレシピに沿って実演した後、受講者は二グループに分かれて調理実習に臨んだ。

　チャプチェに使うタンミョンについてミンさんが「はるさめとは違い歯応えがいい」と説明。本格的なチャプチェ作りは初めての人が多く「野菜は一種一種、別々に炒めるのですね」とメモ書きしていた。キュウリキムチでは、イワシエキスや梅シロップ入りのミンさん自家製ヤンニョム（合わせ調味料）を用いた。

　韓国料理が好きで受講した金沢市のパート社員中西瀬莉佳さん（２９）は「こんなに短時間で、こんなにおいしいキムチができるなんて。早速自宅で挑戦するわ」と話していた。作った料理は皆で試食し、受講者らは「マーシッソヨ（おいしいです）」を連発し、韓流談議にも花を咲かせた。

　今講座は四回シリーズで、次回の三十一日にはビビンバと干しダラスープを作る。九月七日はチヂミとトッポッキ、同二十一日はキンパとカルグクスがメニュー。時間はいずれも午前九時半～正午で、随時申し込みを受け付けている。受講料は各回、材料費込みで三千五百円。

　受講者は内履きスリッパ、エプロン、三角巾、持ち帰り容器を持参すること。駐車場はあるが、満車時は近隣の有料駐車場へ。申し込みは金沢中日文化センター＝電０７６（２３３）４６５０＝へ。

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