自分を本当の意味で大人だと言えるためには、キッチンに立って、ある程度の料理ができる必要がありますよね。
つまり、料理に関連する最大の間違いとは、料理の仕方が全然わからないことです。
そこで今回は、料理をするときに「絶対にやってはいけない」5つの間違いをまとめてみました。
1. 料理の基本的な安全を守らない
料理は、スカイダイビングほど危険ではありませんが、キッチンでの基本的な安全ルールは頭に入れておくべきでしょう。以下にまとめます。
2. 途中で味見をしない
料理中は、ときどき味見をしましょう。
レシピに忠実に従って作っていても、ところどころで味を確認し、調味料を加える必要があります。
味見をすれば、おいしく仕上がるだけではありません。火を通すことで食材の風味や食感がどう変化するのか、調味料と食材と熱がどのような相互反応を起こすのか、すべて計画どおりに進んでいるのかがわかります。
そうすれば、次はもっとおいしく作れるようになるでしょう。
最後にもうひとつ。味見をするときは木のスプーンを使いましょう。
3. 火を通しすぎる
火の通しすぎは、生焼け、生煮えよりも大きな過ちです。
追加で火を通すことはできても、火を通しすぎてしまったら元には戻せないからです。それでも、鍋やフライパンは、躊躇せずにしっかり熱しましょう。
4. 焦ってつつきまわす
料理の初心者は、あれこれ手を出したり取り出したくなるものですが、料理時間の大半は、じっと待つことに費やされるものです。
食材に熱が回って、食材の分子が十分動き回るようになるまで、焦ってはいけません。
食材をひっくり返したり、突っついたり、あちこち動かしたり、オーブンを何度も開けたりするのは、かえって逆効果です(ただし、絶えず混ぜ続けなくてはならないソースなどは別です)。
これに関連して、フライパンや天板に食材をぎゅうぎゅうに並べるのもやめましょう。食材を詰め込みすぎると、思ったとおりに仕上がりません。
5. ニンニクを焦がす
ニンニクは、いろいろな料理に使われますが、扱いに注意が必要な場合があります。
ニンニクは、あっという間に火が通り、焦げて台無しになってしまいます。焦げて苦くなった悲惨なニンニクは、捨てるしかありません。
たいていのレシピでは、油にニンニクの風味をつけるようになっています。
そこで、たとえレシピに「強火」と書いてあっても、油とニンニクに弱火でじっくり火を通し、風味が溶け出すようにしましょう。
ニンニクにはうるさいのが、米LH編集部の刺激的なシニアフードエディター、Claire Lowerです。
彼女によると、中華鍋などを使って高温で調理するときは、ニンニクを投入して香りがたったらすぐに取り出し、あとでまた鍋に戻すのがいいようです。
とにかく、高温であろうが低温であろうが、ニンニクを焦がしてはいけません。
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