大阪ニュース
2023年4月24日
“日本一うまい”夫婦(めおと)漫才師より“日本一仲のいい”夫婦漫才コンビを目指す「かつみ♥さゆり」が初の料理レシピ本「♥さゆり流 愛の節約ごはん」出版。記念のトークショーを開いた。
極貧生活から得た初の料理レシピ本「♥さゆり流 愛の節約ごはん」を示す「かつみ♥さゆり」=大阪市天王寺区、天王寺ミオ |
借金ネタで知られる夫かつみ(60)は、妻さゆり(53)と同棲(どうせい)時期の30年以上前から積み重ねた借金1億7000万円を今も抱える身。さゆりは約100人の本購入者を前に「同棲を始めた頃はどん底状態で冷蔵庫にホントに何もなかった。そこで、残った材料で“何ができるか?”と考えて日々食事の用意をし、それにシャレで名前を付けて楽しんでました。この本を作るにあたって、いろいろ昔の大変だった時代をいろいろ思い出し、泣けてきました」と前置きしながら「どん底や、と思っていたら二番底があった。今になって底なし沼や、と気付きました」と場内の爆笑を誘った。
著書では当時のメニュー約30種を、オチがあるネーミングで紹介。さゆりは「とにかく貧相な食卓やったので、面白くて笑える名前をつけて楽しく食卓を囲んでました」と説明。
かつみはもらい物のドッグフードをアレンジした料理や捨てられていた野菜の葉の料理も喜んで食べた過去を明かし「今、会社(吉本興業)はSDGs(国連の17の持続可能な開発目標)って盛んに言うてるけど、僕ら夫婦は33年も前からSDGsやってまっせ」と胸を張った。実年齢より若く見えることについても「人は腹が減り過ぎると体の成長を止めて命を守るそうです。僕らが若く見えるのも飯が食えなくて成長が止まり、若さも一緒に保てているのでは?」と珍説を展開。
普通のレシピ本ではなく、その料理ができるまでのエピソードも詰まった1冊に仕上がっており、若者に向けてさゆりは「固定観念にとらわれず、実験的にやったらびっくりするくらいおいしい物ができる発見もあります。私は成分とかを考えてさまざまな味を組み合わせるのが好きで、いろいろ推理するのはとっても楽しいです」と、定番にとらわれない調理法をすすめた。
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