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チーズ好きにぴったり! 人気料理研究家アイナ・ガーテン氏の「ソーセージとフェンネルのリガトーニ」を作ってみた - Business Insider Japan

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Anneta Konstantinides/Insider

  • 筆者は最近、アメリカで人気の料理研究家アイナ・ガーテン氏の「ソーセージとフェンネルのリガトーニ」を作ってみた。
  • 基本的に鍋1つで作れるこの美味しいパスタ料理には、イタリアンソーセージや生クリーム、パルメザンチーズが入っている。
  • ガーテン氏の「ソーセージとフェンネルのリガトーニ」はチーズ好きにぴったり。しっかり食べたい時に、手軽に作れる一品だ。

筆者はこの2年、アイナ・ガーテン氏のパスタのレシピを数多く試してきた

筆者

ガーテン氏の「レモンパスタ」を作ったことも。

Anneta Konstantinides/Insider

コロナ禍で筆者の料理の腕が上達したのは、毎日のようにインスタグラムで簡単なレシピを共有してくれたガーテン氏のおかげだ。

ロックダウン(都市封鎖)が緩和されてからもわたしは「裸足の伯爵夫人」の料理本に夢中で、これまでにさまざまなパスタ料理を作って来た。

中でも、わたしがずっと試してみたいと思っていたのが「ソーセージとフェンネルのリガトーニ」だ。同じくガーテン氏の大ファンで、1272ある彼女のレシピを全て作ったというトレント・ファイファーさんも、このリガトーニがお気に入りだと話してくれた。

「これがわたしの定番だと声を大にして言っているレシピは、ソーセージとフェンネルのリガトーニです。誰もが満足する、間違いない一皿です」とファイファーさんは語った。


ソーセージとフェンネルのリガトーニは「夕食の定番」だとガーテン氏は話している

アイナ・ガーテン氏

アイナ・ガーテン氏。

Barefoot Contessa/Food Network

ソーセージとフェンネルのリガトーニはガーテン氏の2016年の料理本『Cooking for Jeffrey』に登場する。この料理本は同氏が53年間、夫のために作ってきたお気に入りのレシピを集めた1冊だ。

その作り方は2017年の『Barefoot Contessa』でも紹介されていて、ガーテン氏は「大きな鍋1つで作れて、そのままテーブルに運んで誰もが楽しめる味です」と視聴者に語っていた。

鍋1つで手軽に作れる夕食も、ソーセージが入ったパスタ料理も大好きな筆者にとっては、試さざるを得ないレシピだ。


材料

材料

Anneta Konstantinides/Insider

ソーセージとフェンネルのリガトーニ(6人分)を作るのに必要な材料は:

  • リガトーニ 1ポンド(約450グラム)
  • イタリアンソーセージ(スイート) 1 ¼ポンド(約570グラム)
  • フェンネル 3カップ
  • パルメザンチーズ 1カップ
  • 玉ねぎ 1 ½カップ
  • パセリ ½カップ
  • 白ワイン(辛口) 1カップ
  • 生クリーム(乳脂肪分36~40%) 1カップ
  • ハーフアンドハーフ(乳脂肪分10.5~18%のクリーム) ⅔カップ
  • オリーブ油 大さじ3
  • トマトペースト 大さじ2
  • にんにく 2片
  • フェンネルシード 小さじ½
  • 赤唐辛子のフレーク 小さじ½

まずは下準備

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

玉ねぎとにんにくを刻む。


フェンネルシードを砕く

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

ガーテン氏のアドバイスに従って、すり鉢とすりこぎを使った。


フェンネルを刻む

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

読者には正直に言おう。筆者は早々にミスを犯した。

ガーテン氏のレシピでは、大きめのフェンネルを1つ刻めば、3カップ分になるとあった。ただ、筆者が用意したフェンネルは小さかったようで、必要な量の半分ほどにしかならなかった… この料理を試してみようと考えている人には、フェンネルは大きめのものを選び、1つではなくいくつか買っておくことをお薦めする。


ソース作り… まずは鍋にフェンネルと玉ねぎを入れる

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

鍋にオリーブ油を入れ、中火にかける。

フェンネルと玉ねぎを入れたら、6分ほど炒める。柔らかくなるまで時々かき混ぜる。


その間にソーセージを準備

ソーセージ

Anneta Konstantinides/Insider

ソーセージはあらかじめ皮をむいておこう。

筆者はソーセージの皮むきのコツをゴードン・ラムゼイ氏の「15分パスタ」を作った時に学んでいた。ラムゼイ氏はソーセージの真ん中に切れ込みを入れると皮がむきやすくなるとアドバイスしている。実際、ものすごく簡単にむける。


ソーセージを鍋へ

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

スパチュラでソーセージをほぐしつつ、ソーセージの色が変わるまで7分ほど炒める。


調味料を入れる

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

塩コショウ、にんにく、フェンネルシード、赤唐辛子のフレークを入れ、1分ほど混ぜる。


白ワインを入れる

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

ガーテン氏のレシピでは白ワイン(辛口)を勧めていたので、筆者はピノ・グリージョを使うことにした。


沸騰したら、生クリームとハーフアンドハーフを入れる

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Anneta Konstantinides/Insider

トマトペーストもここで入れる。


再び沸騰してきたら、火を弱めて煮詰める

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

ガーテン氏の指示通り、20分ほどグツグツと煮詰める。


その間にパスタを準備する

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

大きめの鍋で湯を沸かし、塩(大さじ2)を加える。


リガトーニは14分ほどゆでる

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

完成が近付いてきた!


湯を切ったパスタをソースの入った鍋へ

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

全体をよく混ぜながら、弱火でさらに5分ほど火を加え、パスタにソースを吸わせる。


鍋を火から下ろし、パセリとパルメザンチーズを入れて混ぜる

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

「ちょっとしたグリーンが常に助けになります」とガーテン氏は『Barefoot Contessa』でこの料理を作りながらアドバイスしていた。


最後にもうひと混ぜ

調理の様子

Anneta Konstantinides/Insider

「大きな鍋を使って、そのままテーブルに出せて、皆が自分で皿にとって楽しめるところがこの料理の魅力です」とガーテン氏は話している。


華やかな黄金色に仕上がった

完成したパスタ

Anneta Konstantinides/Insider

筆者はこのリガトーニの色が大好きだ。

明るい緑色のパセリがアクセントになっていて、わたしが鍋ごとテーブルへ持って行くと、ガーテン氏が約束した通り、誰もがワクワクしているように見えた。


チーズ好きにもぴったりの一皿

完成した料理

Anneta Konstantinides/Insider

パルメザンチーズのおかげで、ものすごくコクのある一皿に仕上がった。ソーセージの甘みとパルメザンチーズの塩味のバランスが筆者はとても気に入った。

パスタ料理は、ものによっては重過ぎると感じることもあるだろう(暑い季節は特に)。ただ、ガーテン氏の「ソーセージとフェンネルのリガトーニ」の場合は、フェンネルがたっぷり入っているのでそれほど重く感じないだろう。ちなみに、パルメザンチーズを入れる時は、まずは4分の1カップを入れて、味見をしながら少しずつ足していくことを筆者はお薦めする。

ガーテン氏の「ソーセージとフェンネルのリガトーニ」は風味豊かで美味しいパスタ料理だ。もしあなたがチーズ好きなら、最高のディナーになるだろう。

[原文:I tried Ina Garten's one-pot pasta dish and now I know why it's one of her go-to dinners

(翻訳、編集:山口佳美)

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